診療科目

心療内科

ストレスや生活習慣による心身の不調を改善

いわゆる心身症(身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し器質的ないし、 機能的障害が認められる病態)を主に治療対象と致します。
過敏性腸症候群、自律神経失調症、パニック障害、ストレス性胃腸障害、発汗過多症、振戦症、顎関節症、 内科的検査で異常がない吐き気、嘔吐、下痢、喉の閉塞感、動悸、息苦しさ、過呼吸、微熱、眩暈感などの 諸症状を治療対象と致します。

発症の原因となりうる心理社会的因子を分析し、対処的、根本的な解決方法を提案しつつ、 ストレス対処方法、生活習慣の改善などを指導していきます。
症状に対しては、苦痛を緩和すべく、薬物療法を工夫していきます。
薬物療法が必要な場合は、症状を緩和すべく内科的薬剤や、抗不安剤などの調整を行います。

神経科

神経の不均衡による
疼痛、異常感覚、震えなどの症状を改善

現在は精神科と同義で使用されていることが多いですが、 当院では神経内科にて治療するような重篤な神経疾患ではない神経疾患を対象とします。
症候性パーキンソニズム、レストレスレッグ症候群、片頭痛、筋緊張性頭痛、本態性振戦、 末梢神経障害による感覚異常、疼痛、末梢性神経性疼痛などの神経症状を治療対象と致します。

神経科の疾患でもストレスや生活習慣、嗜癖などが関与している場合もあるので、 生活習慣やストレスの分析と、その対処法を提案いたします。
症状を緩和すべく適切な薬物療法を行います。
※検査が必要な場合は適切な医療機関を紹介いたします。

精神科

感情-思考-行動のバランスが保持できない
病的精神状態の改善

不安感、抑うつ感、イライラ感、思考制止、集中困難、意欲低下、易疲労感、倦怠感、不眠、過眠、 幻聴、幻視、被害妄想、情動不安定など、心の状態(感情や思考のバランス)に不調をきたしている場合や、 過食、拒食、強迫行動(手洗い強迫、確認強迫など)、 買い物依存などの行動面に異常をきたしている場合を治療対象と致します。
うつ病、躁鬱病、不安神経症、パニック障害、社会不安障害、強迫神経症、 睡眠障害、摂食障害などが治療対象となります。
※特殊な検査を必要とするナルコレプシ-、発達障害、人格障害などは、 初診の診察でおおまかな鑑別診断は行えますが、特殊な検査によらないと確定診断はできないため、 適切な医療機関に紹介することになるかと思います。
※アルコール依存症やギャンブル依存症は特別な治療プログラムを備えている医療機関への紹介になります。

疾患、状態により適切な薬物療法、精神療法、疾患の性質を踏まえた 生活指導等をインフォームドコンセントを重視して行っていきます。
状況に応じては、職場や生活環境などの環境調整を提案致します。
精神科的疾患の多くは、徐々に発症、経過する場合が多く、治療を始めても、急に改善するものではございません。
経過は、数カ月単位で徐々に改善し、完治までには半年~1年~数年単位必要な場合もございます。
焦らずゆっくりと治していきましょう。
通院は定期通院が望ましく、病状が不安定な時期は1週間に1度、安定期以降、 回復期でも2週間に1度の通院が適切です。
※薬物療法では、最新の医療情報を基に、論理的、合目的な思考で、最小にて、 最大な効果をひきだせる工夫をしていきます。
抑うつ状態や不安状態に対しましては、SSRI、SNRI、NaSSA、抗不安剤などの調整を工夫していきます。
※精神療法では、気持ちをリラックスさせ、思考の歪みなどをゆっくりと取り除いていきます。
※症状が重度な場合は、入院治療を薦めさせていただく場合もございます。
(→他の入院できる医療機関への紹介)

内科

生活習慣病への薬物療法、
生活指導、ストレスマネッジメント

慢性胃炎、高血圧、糖尿病、高脂血症などの慢性疾患への薬物療法、 生活指導(食事療法、運動療法の提案)を適宜行っております。

生活習慣病などの慢性疾患に対しましては、薬物療法、生活指導のみならず、 ストレスマネッジメントも行っていきます。
急性感染症に関しましては、空調設備が完全でないため、感染予防の観点から、 当院に既に心療内科、精神科で通院している方に限り、急性気管支炎、急性上気道炎、 膀胱炎などの感染症への薬物療法を行っております。
※インフルエンザワクチン接種は行っております。
※インフルエンザの検査は行っておりません。
※血液検査は適宜受けられます。

禁煙外来

喫煙者の70%はニコチン依存症

タバコをやめられないのは、あなたの意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。
このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。
病気は意志の力だけで治せるものではありません。禁煙成功のために、「お医者さんと禁煙」を始めませんか?

健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。
診察に行くと、はじめに喫煙状況などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。
健康保険等で禁煙治療を受けるには? ⇒ 健康保険等の適用について
毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の 濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。

健康保険等を使った禁煙治療のスケジュール

2週間後が2回目の受診日です。
初回に引き続き、呼気一酸化炭素濃度の測定や禁煙のアドバイスなどを受けます。
禁煙を始めて、不安や気になる症状が現れた方は、気軽に医師に相談しましょう。
3回目は4W後、4回目は8W後、5回目は12W後の受診日になります。
診察内容は毎回おなじです。その都度呼気一酸化炭素濃度の測定があります。

ED・AGA

ED(勃起不全・勃起障害)

Erectile Dysfunctionの略で勃起不全、勃起障害のことを指します。
EDの症状のレベルは軽症(たまに勃起できない)、中等度(勃起が充分でなく、時々性交ができない)、 完全型(勃起しないため常に性交できない)の3パターンに分けられ「満足に性行為の行えない状態」も EDと呼ばれます。
原因は器質性(脊髄損傷など)、症候性(高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の ベースがある場合など)、心因性(ストレス、不眠、自信喪失など)があります。

EDのタイプを鑑別し、原因にみあった生活習慣の改善などを提案いたします。
治療効果の高いED治療剤の処方を行います。

写真 発売元・発売年 特徴 価格
バイアグラ ファイザー
バイアグラ
1999年
世界で一番初めのED治療剤。空腹時のみ効果。飲酒酒、食事は不可 25mg:1400円
50mg:1600円
レビトラ バイエルヘルスケア
レビトラ
2004年
即効性あり。食事の影響は受けにくい 20mg:2000円
シアリス イーライリリー
シアリス
2007年
体内で分解されにくいため36時間持続性発揮。食事の影響を受けにくい 20mg:2000円

※亜硝酸剤を服用している方。心臓疾患がある方。未成年の方は服用することができません。
※個人輸入等での購入では、悪質な偽造品が多く存在しており、偽造品を服用した場合では、 想定外の副作用が出たり、海外では死亡例もあります!ご注意下さい!! 当院では国内正規品のみを扱っております。


AGA(男性型脱毛)

AGAとは男性型脱毛症のことで、髪の毛が薄くなることを指します。
人により症状は様々ですが、額が後退してきたり、頭頂部の髪の毛が薄くなるなどの症状が一般的です。
AGAのメカニズムは男性ホルモンに含まれるテストステロンの酵素の働きで、 髪の成長を抑制してしまうジヒドロテストステロンというホルモンに変わります。
これが抜け毛の原因となります

頭皮を清潔に保ち、マッサージやシャンプーをよく行い、ストレスをためないような生活を心がけましょう。
それにもかかわらず、AGAの進行がすすんでしまい、お悩みの場合は、 プロペシアによる薬物療法も検討していきます。
プロペシアはアメリカのメルク社が開発し、国内で2005年から万有製薬で発売されました。
プロペシアは服用者の90%で、抜け毛制御、改善効果が認められた薬品です。
最低30日の服用が必要です。
アロビックス外用液5%との併用でより一層効果が期待できます。

アロマセラピー

自然治癒力を引き出す療法

芳香療法のことで、植物の香りの成分を生活に取り入れて、 心と体にトータル的なバランスを取り戻しつつ、ストレス耐性を高め、 自然治癒力を引き出す自然療法のひとつです。
エッシェンシャルオイルは60種類ぐらいあり、好みや効能に順じて、適宜ブレンドして利用します。
芳香器やディフューザーなどをを利用して、香りを直接楽しんだり、 ベースオイルにエッセンシャルオイルを混ぜて、マッサージを行ったりして、心身の健康回復に役立てます。
香りによる大脳へのリラックス効果は実験により実証されています。
経皮経路による末梢神経へのエッセンシャルオイルの効果も実証されております。

当院では診断基準にのっとり、うつ状態や心身症の域に達してしまっている方には、 薬物療法や心理療法で治療を行っております。
アロマセラピーは、興味のある方へ、ストレス緩和方法の補助手段や、 ストレス対処能力を高める技法のひとつとして提案しております。
病的状態にない方や、受診中の患者さまで、新たにアロマセラピーの説明を受けたい方へは、
自費診療で、お時間をおとりして適宜行っております。
  1.アロマセラピーの効能
  2.アロマセラピーを生活に取り入れる方法
  3.おおまかなエッセンシャルオイルの紹介
などを医師が直接30分で説明致します。

診療時間

||診療日

火曜・水曜・木曜・土曜

曜日
9:30~13:00 × × ×
15:00~19:30 × × ×
||ご注意

木曜日は10:00~12:45、14:45~18:00の診療となります。

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アクセス方法

京王線・世田谷線の下高井戸北口から徒歩1分、北口レンガ通りの青いカエルの看板が目印です。

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